コーヒーに目がない私。そしてスペイン語が大好きな私にとってのパラダイスは、グアテマラ（Guatemala）。中米にある国でスペイン語圏であるという事だけは念のために書いておきますが、国土面積や人口、外交、経済、二国間関係などの基礎情報については外務省のホームページに譲りたいと思います。より正確で詳しく書いてありますので。
私にできる事は、現地の生の情報をお届けする事です。皆さんの中でスペイン滞在の記事を読んでからここに来られた方はいらっしゃいますか？その方は、「おやおや？この関西人、今回はやけに張り切ってるやないか。」とお思いかも知れませんが、大正解！！スペインに滞在したのは結構な昔でして、撮った写真も僅かな上に古くてぼやけているので、ちょっとしょんぼり小さくなりながら記事を書いていました。がしかし、今回のグアテマラ滞在記は、最近の情報満載でお届けできますし、写真もきれいで豊富に揃っているので、元気いっぱいに書き始めたという次第です。
おいしいコーヒーを訪ねて グアテマラの古都アンティグア近郊アゾテア農園へ
アゾテア農園にて撮影私にとって、コーヒー イコール グアテマラです。日本で缶コーヒーを買う時でさえ、気を付けてグアテマラ豆を使っている物を選びます。ボスのレインボーは定番ですね。
掲載している写真は、グアテマラ（Guatemala）のアンティグア（Antigua）近郊にあるホコテナンゴ（Jocotenango）という町の、アゾテア（Azotea）というコーヒー農園に行った時に撮影しました。グアテマラ・アンティグア・ホコテナンゴ・アゾテアと言うだけで、ちょっとスペイン語を話している気分が味わえますね。
大のコーヒー好きながら、コーヒー農園に行くのは初めてだったので、とても貴重な経験になりました。
スペイン語の発音では、「Z」は濁らないので、Azotea＝アソテアと発音しますが、カタカナ表記の時はほとんどがアゾテアになっています。
収穫の時期になると、ここにコーヒー豆を天日干しする
セグウェイを発見しました。（人物が写っている所にはキャットタワーを設置しました）グアテマラのコーヒーはおいしい アゾテアのコーヒーは相当おいしい
自慢のTシャツ。というよりTシャツの自慢。
グアテマラのコーヒーは高品質な事で有名です。よく表現されるのは、「甘い香り・フルーティーな香り・花のような香り」です。ある実験で立証されたのですが、グアテマラ産のコーヒーの香りはリラックス効果が高いそうです。確かに分かる気がします。また、味についての表現としては、「酸味が少し強め・酸味が強めだが上品・コクがある・酸味とコクのバランスが良い・苦味と酸味のバランスが良い」という事です。バランス、バランスと言っていますが、本当にバランスが良いとしか言いようがないです。体幹が強いわー、といった感じです。コーヒーは好きでも、酸味があるのは苦手だという方は割と多いと思いますが、私ぐらいのコーヒー人間になると、酸味が無さすぎたら物足りないものです。なので、コーヒーの酸味恐怖症の方は、怖がらなくても大丈夫なので、是非ハイクオリティーなグアテマラ産の物を一度お試し頂きたいです。お寿司のわさびにトライしたあの日を思い出して。
グアテマラ産のコーヒーと一口に言っても、厳密に言えば地域よって味に違いがあります。その中で私が一番好きなのが、このアゾテアのコーヒーなんです。酸味・コク・苦味のバランスが良いのは言うまでもなく、最大の特徴は、非常に清々しい事です。こういう時に、日本語のオノマトペが大活躍します。スキッとキリッとした味わいで、スカッとした飲みごたえです。パリッと清潔なワイシャツを着た紳士みたいなコーヒーです。
アゾテア農園のコーヒーは、日本でも手に入りますので、是非ともお試し下さい。また、その他の地域の物であっても、グアテマラのコーヒーは高品質な事に違いありませんから、全体的に香り高く素晴らしい味わいで楽しませてくれます。身近な所ではスターバックスなどでお召し上がり下さい。私なんかはもはや、『生豆生産国名：グアテマラ』と書いてあるだけで、目にも美味しく、グアテマラのコーヒーと聞くだけで、耳にも美味しいので困ったものです。
お手軽に飲める、おすすめグアテマラコーヒーについて書いたページもありま～す
一つ余談で、コーヒーと言えば、ラテンアメリカの歌手を紹介し記事で書いた、フアン ルイス ゲラ（Juan Luis Guerra）の『Ojalá Que Llueva Café』はとてもいい歌なので、機会があれば聴いてみて下さいね。
今回は、グアテマラ滞在の中でも特にコーヒーにスポットを当てた内容でしたが、今後また他のテーマでグアテマラについて詳しくご紹介致しますので、時々覗きに来て下さいね。
