remove_filter(‘pre_user_description’, ‘wp_filter_kses’); 治安が良いサラマンカ(Salamanca)は留学・カフェテリア巡りにおすすめの街|スペイン語大好き関西人による、スペイン・中南米雑記ブログ
滞在記

治安が良いサラマンカ(Salamanca)は留学・カフェテリア巡りにおすすめの街

その昔、スペインのサラマンカ(Salamanca)という街に行った事があります。1か月の滞在でした。これから旅行や留学、特に短期留学をお考えの方に、何か1つでもお役に立つ情報が提供できれば嬉しいと思いますので、とにかく色々書いてみます。

サラマンカ(Salamanca)はどこにあるのか

サラマンカ(Salamanca)は、カスティージャ・ イ・レオン(Castilla y León)という自治州の中のにあります。首都マドリード(Madrid )からはバスで2時間半程度です。鉄道でも以前は2時間半ぐらいかかっていて、最近は高速鉄道のお陰で1時間半で着くらしいのですが、その高速鉄道の出発地点が空港から遠いそうです。

サラマンカ(Salamanca)は留学先として人気

スペイン語留学でサラマンカ(Salamanca)を選ぶ人は結構多く、その理由の1つとして、標準スペイン語が話されている地域だという事があります。なまりのない美しいスペイン語を話す地方とされています。標準スペイン語の事をカステジャーノ(castellano)と言います。

またその他に人気の理由としては、治安の良さが挙げられます。よく言われるのが、女性1人で夜出歩いても割と平気だという事です。勿論油断は禁物ですから、節度を持って行動しなければなりませんが、私自身も実際に毎晩1人で出歩いていましたが、一度も危険な目にあった事はなかったです。

ホームステイはどんな感じ?ホストファミリーはどういう人達?

ホストファミリーは、事前に学校を通して契約して頂きました。私のステイ先は、語学学校から徒歩7〜8分の場所にあり、マンションの3階だったと思います。私の部屋は8畳ぐらいで、ゆったりとしたサイズのベッドと、机と椅子と箪笥がありました。

家族構成は、お母さん、お父さん、娘さんで、ペットはいませんでした。

食事については、ステイ先では昼食しか食べた記憶がないので、そういうプランを希望したのだと思います。
もちろん、月曜日から金曜日は朝昼晩食事付きなど、それぞれのライフスタイルに合わせて申し込みができるものです。また、アレルギー対応もお願いできます。私は魚介類のアレルギーがあるので、事前に申告し、避けてもらうようにしました。せっかくスペインに行ったのに、パエリア(paella)を口にする事はありませんでした。

次にお風呂についてですが、シャワーを10分ぐらい出し続けると止まってしまうというシステムだったので、のんびりとは入れませんでしたが、まぁ充分といえば充分だと思います。

それから、洗濯については、ホストマザーが全部してくれました。私の部屋のドアノブに袋が掛かっていて、洗濯物を入れておくと、その都度さっさと洗って乾かして部屋に戻してくれていました。

ホストファミリーはみんな優しくて、特にトラブルもなく快適に過ごせました。お父さんと娘さんとはあまり接する時間がありませんでしたがお母さんには本当に良くしてもらったと思います。私も若かったですし、とにかく色々面倒を見てもらいました。印象的な事がありました。ある日食事にステーキが出た時、私がナイフとフォークを持とうとすると、「あなたはお箸の国からやって来たのよね。お肉は私が切ってあげるから、心配しないで!」と言って、一口サイズにカットしてくれたんです。それからは私も甘えて毎回切ってもらっていました。

サラマンカ(Salamanca)で通った語学学校、授業の様子

私がサラマンカ(Salamanca)で通った語学学校は、アカデミアメステル(Academia Mester)と言います。学生の街であるサラマンカには多くの語学学校がありますが、アカデミアメステルに決めた理由は、本当になんとなくでした。ネットで情報を集めていて、なんか良さそうかなと感じたので、問い合わせてみたという程度です。結果的に、良い学校でした。思い出せる限り具体的にどんな様子だったのかを書いていきたいと思います。

授業初日 アカデミア メステルの印象

忘れもしない授業初日のこと。むちゃくちゃ緊張しながら学校の中に足を踏み入れ、自分の教室がどこにあるのか分からずうろうろしていると、女性の先生が心配そうに話しかけてくれました。先生方はそういう学生を毎日何人も見ていて、対応には慣れているのでしょうが、不安いっぱいの私からしたら、「なんてご親切に!この御恩は一生忘れません!」ぐらいの出来事でした。その先生に案内してもらい、無事教室に辿り着きました。もともと方向音痴なので、別に初日だけじゃなくてその後も度々校舎で迷子になりましたが、必ず先生方が助けてくれましたので、これからアカデミア メステル サラマンカ校に行かれる方向音痴の皆さんも心配しないで下さい。〖✍心配しないで下さい=¡No se preocupe!
先生方は本当に親切で、学校全体が明るく元気な雰囲気でした。私が通学していたのは12月だったのですが、校舎は常に学生でいっぱいでした。

少人数制のクラスを選んだ理由 勉強した感想

私が申し込んだのは5人までの少人数クラスだったので、授業中先生にいつでも質問する事ができましたし、先生方も生徒全員の表情を逐一観察しながら授業を進めてくれました。クラスの規模を選択する際は、当然少人数であればあるほど料金が高くなりますし、人それぞれ向き不向きもあるので悩むところだと思います。私の場合は、10人規模のクラスになってしまうと、きっと発言する機会も少なくなってしまうだろうと考えましたし、もともと大勢でわいわいするのが得意ではない性格なので、こじんまり5人までのクラスが良いなと思って決めました。
生徒の中にフランス人がいて、めちゃくちゃよく発言する方でした。スペイン語とフランス語ですから、言語的に相当似ているのだと思いますし、もともとよく話す性格の方だったんだと思いますが、初めの数日はそのフランス人の存在に圧倒されて、自分がすごく劣っているような気持になり落ち込みました。でもせっかく遥々スペインまで来て、くよくよしている場合じゃないと切り替えました。クラスメイトと自分を比べて沈むのではなくて、間違いを恐れず積極的にしゃべるその姿勢を見習わなければいけないなと思いました。単語や動詞の活用、そして発音が少々間違っていようが、まずは声に出してみる事がとても大事だと思います。

是非参加したい 語学学校と言えば課外活動

恥ずかしいので、私が写っている所にはキャットタワーを設置しました。

学校の雰囲気にもだいぶ慣れてきた頃、放課後のアクティビティーとやらに参加してみる事にしました。
アカデミアメステルのアクティビティーはバリエーション豊かで、曜日ごとに決まっていたのかどうかは忘れてしまいましたが、とにかく毎日違った活動が企画されていて楽しめました。アクティビティーの良い所は、クラスの垣根を越えて学校中の生徒、先生方と知り合う機会が増える事です。昨日までは学校ですれ違ってもお互い知らないから気にもしていなかった人が、アクティビティーの次の日からは、「おいっす✋最近どうよ」みたいに挨拶できるようになるのは楽しいものです。
記憶しているアクティビティーの1つは、大きな教室に集まって、スクリーンを見ながらみんなで討論し合うみたいなやつです。コンフェレンシア(conferencia)と呼んでいました。テーマが歴史や映画など色々用意されていて、面白かったです。
私が一番気に入ったのが、街ぶら企画です。友達もなく一人で学校に通っている身としては、なかなか落ち着いて街ぶらする気にもなれず、その上私は方向音痴と来ていますので、先生引率のもとみんなでサラマンカの街を散策できるなんてありがたい限りでした。

カフェテリア(cafetería)での注文はいつも、チョコラテ、チュロス、コーヒー、オリーブ

放課後や、授業のない週末の楽しみは、カフェテリア(cafetería)巡り。毎日欠かさず2~3軒は行ってました。私がサラマンカに滞在していたのは12月で、結構寒かった事もあり、チョコラテ コン チュロス(chocolate con churros)をよく注文していました。揚げたてのチュロスに、カップに入ったあつあつのチョコレートを付けて食べる、あれです。それから、私の定番オーダーはコーヒーとオリーブです。この組み合わせは万人うけするのか分かりませんが、私は好きです。ちなみにスペインでコーヒーを注文する時は、こんな言い方をします⇩


・ブラック 
 カフェ ソロ(café sólo)

・少量ミルク入り
 カフェ コルタード(café cortado)

・半分ミルク
 カフェ コン レチェ(café con leche)